「履歴書に、印鑑は押すものでしょうか」
「押してないと、常識がないと思われませんか」
こんにちは、めくると申します。中小企業で採用の仕事を10年以上担当し、今も毎月50件ほどの履歴書に目を通しています。
履歴書に印鑑は、押さなくて大丈夫です。
今、押印を求めている会社は、ほとんどないと思います。私自身、押印のない履歴書を受け取って気にしたことはありません。
押印のある履歴書は、めったに届きません
実際のところ、押印された履歴書が届くことは、年に数えるほどです。
若い方の履歴書では、ほぼ見かけません。 そして、それで何か困ったことが起きたこともありません。
押印がないというだけで、書類選考で落ちることはないと考えていただいて大丈夫です。逆に、押してあったからといって評価が上がることもありません。選考に関係する要素ではないのです。
押印欄のない様式が増えています
履歴書の様式そのものが変わってきています。
最近の履歴書には、「印」の欄がないものが多くなりました。 文具店で売られているものも、パソコン用のテンプレートも、押印欄がない形が主流です。
ですから、これから履歴書を用意する方は、「印」の欄がない様式を選んでおけば、迷う必要がありません。
押印欄のある古い様式が手元にあると、「空欄のままでいいのだろうか」と気になってしまいます。その心配ごとを最初からなくしておく、という考え方です。
もったいない例
押印欄のある古い様式を使い、印を押すべきか迷ったまま空欄で提出した。
提出したあとも、あれでよかったのかと気になっている。
直した例
押印欄のない様式を選んで作成した。
迷う場所がないので、中身を見直す時間に使えた。
どの様式を選べばよいかは、こちらの記事でお話ししています。
求人側から指定があれば、それに従う
まれにですが、応募の案内に「押印のうえご提出ください」と書かれていることがあります。
この場合は、書かれているとおりにしてください。指定があるのに押していないと、案内を読んでいないように受け取られます。
指定がなければ、押さなくて構いません。迷ったら、求人票や応募の案内をもう一度読んでみてください。 そこに書かれていないなら、それが答えです。
押すことにしたなら、まっすぐ・かすれないように
押印欄のある様式で、やはり押しておきたいというときは、押し方のほうに気をつけてください。
- 傾いている
- 上下が逆になっている
- かすれて読めない
- 何度も押し直した跡が重なっている
こういう状態だと、押してあること自体より、その見た目のほうが目に入ります。 せっかく押すなら、きれいに押してあるほうがいいというだけの話です。
うまく押せる自信がなければ、無理に押さなくて構いません。押さないことは、失礼にはあたりません。
職務経歴書や送付状には、押しません
履歴書以外の応募書類に、印鑑は必要ありません。
職務経歴書にも、送付状にも、押印の習慣はありません。「履歴書に押したから、こちらにも押しておこう」と考える必要はないということです。
書類ごとに扱いが違うのではなく、そもそも応募書類に押印は求められていない、と考えていただくのがいちばん近いと思います。
今日のチェックポイント
印鑑について迷ったら、この4つで確認してみてください。
- 応募の案内に「押印のうえ」と書かれていないか
- 書かれていなければ、押さなくてよい
- これから用意するなら、「印」の欄がない様式を選ぶ
- 押すことにしたなら、まっすぐ・かすれないように押す
履歴書で迷う場所は、少ないほうがいいと思います。
印鑑は、その迷いを丸ごと減らせる数少ない項目です。様式を選ぶところで片づけてしまってください。


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